みみかきの趣味生活 mimikakisan’s blog

模型 ハンドクラフト その他ホビー関連や自作イラストの備忘録

100均材料で石積み壁のダンジョン風 背景を作るよ

連休どこにも行かない みみかきです。

皆さん巣籠もりしてますか。

 

さて、模型はお店が閉まってるので

新規積みプラは補充できません。

や、別にわざわざ積みプラを増やす必要は

ないんですが、

後ろから新たに購入ブツを射し込まないと

何か作るモチベが前へ出てこないという

めんどくさがりの性質で。

こういうの私は

懐かしのロケット鉛筆タイプと呼んでます。

 

で、新規キット購入は見送り

フィギュア撮影用ジオラマというか

ブースというか

年末に作ったヤツのアップグレードを

やってみようと思います。

 

室内装飾をどうこうではなく

違うシチュエーションの背景に

してしまおう、という事で。

ボード材の壁を撤去、

発泡スチロールの壁で

ダンジョン(風)の石積み壁を作ります。


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基本は100均で入手できる材料で、

発泡スチロールのブロック

壁補修パテ

アクリル絵の具

お馴染みのネオジム磁石

などを使います。

 

床面は前回引き続き

ブリキ板張りのボードです。

 

電熱発泡スチロールカッターで

ブロックを個別に切り離し

切り出した石の様に角を落としたり

ヒビをいれたり造形してから

再度組みあわせて木工ボンドで接着します。

ブリキ板に立つように

ネオジム磁石

台紙ごと木工ボンドで接着。

ネオジムだけ接着しても

磁力が強すぎて飛び出しちゃうんですよね。


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発泡スチロールの塗装下地つくります。

真っ当なモデラーなら

モデリングペーストやら

石膏なんぞを塗るらしいですが、

お店閉まってるので買えませんし

みみかき は昔からモデリングなんちゃら

石膏やらは使っていません。

だって高いし。

 

代わりに壁補修パテを塗ります。

 

水性なので水で弛めながら筆で塗りつけて

発泡のつぶつぶを消していきます。


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乾くと石灰みたいなガサガサ感。

中身は水性エマルジョンと炭酸カルシウム

エマルジョンは硬化材みたいなもん

なので残りはほぼ石灰かな。


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百円ですがこれ、

内容量が少ないので3本使いました。

 

今回は石壁なので壁補修パテですが、

もう少しジオラマぽい崖や砂地などは

細かく粉砕したチョークを水練りして

木工ボンドを混ぜこんで作ります。

 

チョークは焼石灰、つまり炭酸カルシウム。

同じように乾いて固まるとガサガサの

質感になります。

砕ききれてない細かい欠片が混ざるので

ゴツゴツした荒れ地表現には最適です。

 

これですね。

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以前のガンプラ写真のティエレン撮影時の

赤土崖背景は

発泡スチロールで地形を作り

表面に塗れティッシュ

ボンド水で貼ってから

地面をこれを塗りたくって

アクリル絵の具で着色やってます。

 

また作る時があれば

ハウツー記事にでもしますか。

てゆうか、今説明したまんまですけど。

 

表面が乾いたら

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水性アクリル絵の具で着色します。

継ぎ目は濃いグレー

平面は薄いグレーと白で

塗装面でブレンドしつつ

ハイボール呑みながらぺとぺと塗ります。

 

塗装面でブレンドするのと

ハイボールで酩酊するのとで

適度にいい加減さが発動して

ちょうど良い色ムラになります。

たまに間違えて黄色や緑を入れたりすると

更に自然石のような色ムラが得られます。

ハイボール塗装法と呼んでます。

注意点は寝てしまわないこと。

 


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門のくりぬいた部分は

木目のマスキングテープを重ね貼りします。

木製の扉ですね。

 

 

そんなわけで
石壁の塗装終了。

壁を5枚と、砕けた岩2つを並べて

こんな感じになりました。


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上物はネオジムで立ってるだけなので

レイアウトを変更できます。


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「あれ、どこ行った?」

 


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壁をずらして光源を当てると

こんな写真も撮れます。

 

培養ポッドも置いてみました。
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「やっとセーブポイントに着いたよ」

 

 

 

ここから更に汚しを入れたり、

ちぎったスポンジ貼り付けて

苔みたいにしたり、と

色々とディテールを追加できますが、

ハイボールの酔いが効いてきたので

これ以上は先へ進めませんよ。

 

おやすみなさい。