こんにちは、みみかきです。
今回から名乗りを入れていきますよ。
令和二年もあとわずかです。
例年通りなら年末は帰省して
実家の炬燵の蜜柑でビタミンC補充したり
笑ってはいけないアレを視たりとか
していたのですが、
どうなるんでしょうね、今年は。
新型コロコロが怖いし、遠出は無理かなー
そんなわけで
遠くへ行きたい気分の私ですが
それも叶わず気紛れに
コトブキヤ ヘキサギア
バンディットホイールを作ります。
バイクプラモは今まであまり馴染みがなく
というか、2輪車じたい
あまり詳しくありません。
HONDA monkey ぐらいかな
ビニールチューブと
メッキパーツの接着が思うようにいかず
あげく車軸に接着剤が流れ込んで
廃車にしましたが。
ヘキサギア シリーズは
架空世界の機械ですので、
実車資料なし
苦手なパイピングなし
お堅いリアリティを追求しないでも
手軽に楽しめそうです。
またFAガールを載せても、
スケール的にいいんじゃない?と
思ってます。
巷のフィギュア用小物やプラモは
1/12で縮尺されているのがほとんどで、
1/10近辺のモノがなかなか無いんです。
1/12の乗り物系を合わせると
美少女プラモが
美巨女プラモになってしまうという
問題がありました。
このキットなら多少のスケール誤差は
「女の子がでかいんじゃなくて、
バイクが小さいだけなの。
だって、そうゆうサイズのバイクなの」
で押しきれるでしょう。
誰に主張しているのかわかりませんが。
変形できるので、
ステアリング角度とか車高とか
全体のフォルムをある程度
お好みに調整できます。
汚しや傷を入れてもおもしろそう
一気にパチ組み。
で、ひとまず完成しまして
うちの猫耳イノセンティア乗せてみた
…ところ、腰ぽろ発生。
説明書の位置にステップを付けると
すごいしゃがんだ体勢でしか乗れないので
腰の弱いイノセンティアは
腰ぽろが頻発してしまいます。
これはステップ位置が近すぎるのが
原因なので取り付け位置を変更しています。
(画像は変更後です)
エンジンのはめ込み赤クリアパーツは
裏に3ミリ穴があるので、
六角形の縁の出っ張りを切り取り
ひっくり返して差し込んで
脚を上げすぎない位置にステップを
装着できました。
六つ眼のバイザーを
ヘッドレストに見立てて
どっしり後ろにもたれて
頭を支えます。
なかなか雰囲気いいですね。
やや小型のアメリカンバイクみたい。
ところで赤い六角形は何でしょうか
ウインカーですかね。
ゲート処理やヒケ研磨が多かったので、
表面が荒れてしまいました。
ウェルドラインもそこそこあるので
表面処理をして塗装していきます。
塗装に際しては
分解できるのが便利でいいですね。
うちのイノセンティアは
足裏にネオジム磁石を仕込んでいるので
ステップにブリキ板を設置して
吸着できるようにします。
ブリキ板を鋏で短冊に切り、
ステップに巻き付けて瞬間接着剤で固定。
足を乗せるとこんな感じ
さて、ABS樹脂の塗装ですが
メーカーは水性塗料を推奨してます。
ABS用プライマーを吹けば
ラッカーも塗れると思うのですが、
ネットで色々調べて廻ってみると
サフェーサーを砂吹き後
ラッカーで塗装できる、
というような情報もあり
両方試してみました。
結果、サフェーサー下塗りはわりかし
問題なく上手く塗れました。
※補足
サフは手元にあったので
何にも気にせずタミヤを使用しました。
後から気づいたのですが
用途欄に
「各種プラスチック
(ウレタン、スチロール、ABS)」
とあり、特に問題は無さそうです。
他メーカーの缶サフには
ABS表記が見当たりませんでした。
ただし、タミヤだけOK! 他メーカーNG!
とは限りませんので悪しからず。
まあ、ラッカー割れが怖い人は
タミヤを使うのが無難かもしれません。
また、水性アクリル塗料でも
ABS非推奨の種類が結構あるようで
このあたりは要注意です。
水性アクリジョン、タミヤエナメル、
ファレホ等はABSに使用可能というのが
一般的認識のようですね。
難点は筆塗りでは筆ムラが出やすい、
重ねて塗ると厚塗りになりやすい、
というところですか。
ABSプライマーは
ラッカー吹き付け後に
表面に細かいシワシワが浮いて
鋳物みたいなテクスチャになりました。
プライマーの乾燥が不充分だったのかな。
塗って乾いてるかどうかが
分かりにくいですよね。
乾燥してもテカテカなので。
本体機械部分やマフラーが
プライマー下塗り
グロスブラック→メタルシルバー
という流れ
の缶スプレー塗装です。
トップコートはしていません。
ABSプライマー下地が
失敗といえば失敗なんですけど、
結果としては
鋳鉄みたいな面白い仕上がりになったので
これはこれで良しとしましょう。
各所の金色や緑はガンダムマーカーで
ちょいちょいと差し色しました。
ガンダムマーカーの金属系は
優秀ですね。
瓶入りアクリル塗料より
ざらつきが少なくムラなく着色できます。
推測ですが
ペン先が詰まりにくいように
粒子を細かくしているのかもしれません。
マフラーの焼け色は
田宮のウェザリングマスターで
青焼けと錆び色を塗りました。
定番ですね。
メーター類はタコメーターの表現が
(私には)難しいので、
ガンダムマーカーの蛍光グリーンを
塗ってからレジンを薄く盛りました。
光の当てかたで発光して見え……
…あんま見えないな。
ここはまた塗装し直すかもしれません。
(し直すとは言ってない)
のパトランプと盾みたいのがあったので
車体のウィンカーに見立てて取り付け。
同じくMSGのランチャーポッドみたいな奴
3ミリ穴に取り付けました。
余ったパトランプを
イノセンティアの前腕に。
猫耳ポリスと
ノーヘルだけどね。
おまけ
人身事故発生!
今回はコトブキヤ
ヘキサギア バンディットホイールを
組み立て 塗装してみました。
また細かい工作や塗装など
追加したら記事にするかも。
年内はこの記事で終わりそうですが。
それでは
良いお年をお過ごしください。
また来年お会いしましょう。
--追記--
年明け しばらくしてから
屋外で撮影してみました。
こういうメカに自然光は良いですね。
巨大生物に遭遇。
撤収!